2008/11/25

編集長の「あなろぐ日記」

最後は捻挫です

 このところ、編集部に様々な方が、お見えになります。先週は18年も週刊読売の記者を務められた塩田丸男さんが、先々週は茂木健一郎さんがいらっしゃいました。

 塩田さんは80いくつになる(ご本人から聞いたけど、忘れてしまった)と思うのですが、とことこ元気に編集部を歩き回り、笠間デスクを見て「おー、今日は来て良かった。着物の婦人記者がいる」と、たいそうにご満悦。週読が毎週70万部程度、印刷していて、中には100万部を売った時もある、という編集部が銀座にあった当時の話を、よく通る声で紹介されていました。

 このお二方以外にも、例えば、ウイークリーの「皇室ダイアリー」を担当している編集委員の井上茂男君とも、先週火曜に湯島でちゃんこを食べながら、盛り上がったり…実は、その帰り道の出来事が今日の主題です。

 というのも、自宅近くで足をひねってしまったのです。当然に酔っていましたから、あっイテ、ぐらいだったのです。翌日もそんな感じで、ぐいっと足首を曲げると、痛いという程度だったのですが、木曜の晩になって、夜も眠れないぐらいに腫れ上がり、事の発端から一週間たった今でも右足首に湿布をはり、固めのゴムバンドで押さえつけて、という状態なのです。

 誠に情けない話ですが、あなろぐ日記の最終回になるかもしれないのに、ブログが頓挫するのでなく、足を捻挫してしまいました。当然ですが、酔ってのことなので、社内の誰も同情してくれません。どうか、あなろぐ編集長に愛の手を。


 ところで、先日、編集部員の異動先が固まりました。私も含めて大半が新聞を作る編集局という部署に戻ります。1月以降の話になると思いますが、中には署名で原稿を書く記者もいるでしょう。懐かしがって頂ければ、とも思います。では。もう1回書くかも知れませんが、取りあえずは、ご挨拶を。また、どこかでお会いしましょう。
                        (「あなろぐ編集長」こと重田育哉) 
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2008/11/18

編集長の「あなろぐ日記」

 元気です 


 さて、先週の土曜の朝、どんよりした頭を抱えて、ゆうべは、また飲んじゃったかなと思いながら、何の気なしに8チャンを観てました。そしたら、街頭インタビュー番組みたいのをやってて、そこで、思い出したのです。前日金曜の夕方、新橋・機関車前で待ち合わせをしているときに、あいつインタビューされてたよな、と。

 あいつというのは、例の2〜3か月に一度は開く高校のクラス会の永年幹事I君です。金曜に、そのクラス会を新橋でやるべえ、と機関車前に集まっていたら、「ママさん宇宙飛行士」について、I君がマイクを突きつけられていたのです。

 その経緯を思い出しつつ、テレビを眺めること十数分、やっとママさん飛行士の件になって、ホントに出てきたのですI君が。

 「えー、そーいうことなら、わたくしも主夫になって、いーであります」。相当に緊張して、ほほが紅潮して、目がうつろなIが映ってました。その時、私たちはカメラに映らないように後方から「すかしてるよな、あいつ」などと茶化しながら観てたのですが、主夫の切り口で聞かれてたのはテレビで初めて知りました。

 まあ、そーいう前段の話は、どーでもいいのですが、その後のクラス会です。当然にみんな、ウイークリーが休刊になるのを知っていて、残念がってくれます。

 話は半分としても、このクラスには、当日も来てましたが、M君のように、ウイークリーを毎週、買ってくれ、しかも受験情報などを熟読し、しかも子どもを実際に東大に入れてしまった、つまり、ウイークリーにしてみれば感謝状を贈りたいような人物もいるのです。
 
 あと、Nさんというのがいて、例のTBSの「噂の!東京マガジン」の「中吊り大賞」で、ウイークリーが半期グランプリを取りそうになると、旦那様も巻き込んで本気で応援してくれる人もいるのです。

 それはそれで大変に感謝してるのですが、話をしてると、どうも、この人たちは週刊誌が終わると、私も運命をともにするのでは、と思っていたフシがうかがえたのです。それで、「で、おまえは、どーすんだ」と聞かれ、もとの新聞記者に返る、というと、一様にこれも、ちょっと残念がっているようなのです。

 休刊はともかく、少なくとも私の人事は面白半分、酒の肴の話題だったことが分かり、酒を交わしながら、ちょっと複雑な面持ちにもなった私でした。

 でも、そーへコんでばかりもいられません。月末の閉鎖に向け、まだ書きますよ。あなろぐ日記。では
                       (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/11/10

編集長の「あなろぐ日記」

まだ、は、もうなり

 プロ野球が終わりましたね

 Jは勝ち点50以上のチームがダンゴで、これから熾烈な優勝争いになりますが、不幸にもこの集団の中には私の贔屓のチームはありません。残留争いをしている集団にもいないので、私にとって、テレビでスポーツを観戦するシーズンはほぼ終わり。あとはフィットネスでガンガン走るとか、テニスでバシバシ球を決められるとか(最近、とみに弱くなってます)、そーいう自力スポーツの季節に入ります。

 でも、も一度、強引に野球の話に戻すと、来年は各チーム、各選手が大変ですね。目標が二つあるからです。

 一つは当然に日本一。各チーム、日ハムも巨人も中日も阪神も…みんな西武が目標です。日本一になったから、というのもそーですが、何せ選手層が若い。中島、おかわり君、涌井、岸…こーいう選手が主力ですから、今後何度も日本一になっちゃう可能性があるわけで、他チームは相当に情報を磨き、技量を鍛えないとホント、やばいと思います

 も一つの目標は、例のWBCです。ことの軽重は別として、こっちの大会の方が日程的に早くやってくる、つまり、はやくから準備しないといけないから大変なのです。

 この大会、五輪と違うのは大リーガーも参加するであろう点です。つまり
 投手なら、松坂、岡島、黒田
 捕手なら、城島
 内野手なら、岩村、松井稼、井口
 外野手なら、イチロー、福留、松井秀
 といった面々が、あの星野Jのメンバーに加わる可能性があります。

 これはかなり豪華ですが、よく考えると、アメリカは五輪チームがほぼ二軍だったのに、今度は全部が一軍で、バージョンアップの度合いからすると、日本より遥かに強力化しています。そのアメリカに勝つには、一にも二にも早いうちからの準備でしょう。

 兜の世界に、株の売り時などを示唆する金言(呪文?)のよーなものに「まだはもうなり」「もうはまだなり」というのがありますが、来春の大会の準備はまだまだ、と思っていてはダメでしょう。早くメンバーを決めて、早く合宿をやって、早く意思疎通を図って…こーいうのは時間をかけないと、と思うのです。

 さらに、各チーム、各選手に覚悟してもらう。監督の原氏にはジャイアンツ・キャンプを、ダルちゃんには北海道を記憶から消してもらう。中日や巨人やソフトバンクは何人、投手を招集されても泣かないでもらいたい。

 そーいうものがないと、とっても世界一は死守できないでしょう。前回も思い出すと、藤川がAロッドにドンづまりのセンター前を打たれてアメリカには負けたけど、何かの拍子にメキシコがアメリカに勝っちゃったから次に進めた、のですよね。そんな神風も起きないでしょう。ここは腰を据えて準備をしないと

 幸いペナントは秋に3位になってれば、日本一になれるのだから、WBCのチームのメンバーは元々の自分のチームの心配は全くしなくていいと思います。五輪も日本のプライドをかけた戦いだったのでしょうが、こっちの大会の方が野球界にとっては遥かに重い。そこを全ての野球ファンが理解すべきだと思います。

 大変、高ぶってしまいました。失礼しました
                        (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/11/03

編集長の「あなろぐ日記」

検査は強いです

 さて、今日、休日出勤する前、郵送で血を送って、大腸などのガンの可能性を調べてもらう検査に挑みました。いろんなキッドがついているのですが、要は画鋲のような針がブチっと出る道具で指を刺して、血液をスポイトのようなもので吸い取り、確保する方式です。

 この画鋲のような針が結構、痛い。さらに血がドバッと出るので、2年ほど前に初めてこの検査をやったときは随分と驚いたものです。

 今日も痛いには痛かったけど、慣れというのか、無事に血液を確保できました。ところで、私の場合、先ほど申し上げたように、ケガしたぐらいに、血がドバッと出るのですが、なかなか出ずに、血を絞り上げようと、必死に指をさする人も多いようです。

 一定量に達しないと、も一度、画鋲を刺さないといけないので、いわゆる血の気が少ない人はこの検査、大変なようです。

 病気に関する検査というのは、検査自体が大変なことも多いようです。先日は通常の健診に併せて、車の中でやる胃検診も受けたのですが、大の大人が台の上でゴロゴロ2回、回らされたり、ちょっと大変です。他方で、ゲップを我慢しながら飲むバリウムの味、さらには検査後のトイレの億劫など、あまり良い評判は聞きません。

 私は十何年か前に大腸ポリープというのを内視鏡で見つけながら切除したことがあるのですが、検査・処置前に大変なつらさを感じる人もいます。何せ2gぐらい、ポカリスエット(それよりはもっとまずい)のような液体を何度かに分けて飲み、腸の中を綺麗にする(つまり下剤です)必要があるのです。

 その時、私と一緒に検査を受ける予定だった60〜70ぐらいの女の方は、もう飲めないと検査前にギブアップしてしまいました。

 こーやって振り返ると、血を採るのも、バリウムを飲むのも、ポカリのような液体をがぶ飲みするのも、私は決して好きではありませんが、そのぐらいは十分にいけます。そーいう観点からすると、検査結果は別として、私は検査には強いのかも知れません。

 妙にえばってしまいましたが、私が言いたいのは、要は、もうちょっと楽に、高くなくて、みんなが出来る検査法というのを編み出して欲しいと言うことなのです。医学界の関係者の皆様、医師不足でいろいろ血祭りに上げられて大変な時勢とは思いますが、宜しくご努力の上、技術の進歩をお願いします。

 
 さて、お詫びというか、寂しいお知らせです。新聞でもウイークリー誌上でも、お断りしたので、ご存じの方も多いと思いますが、読売ウイークリーは12月1日発売号を最後に休刊します。

 その結果、この「格闘する読売ウイークリー編集部」というブログも11月いっぱいで終わりになります。「あなろぐ日記」もお休みになります。でも、まだ時間はあります。木村ちゃんも下田も笠間も、まだまだ書き込むでしょう。私も一人っ子ですが、頑張ります。タラタラながら、まだ書きます。どうか、ご声援を

                    (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/10/27

編集長の「あなろぐ日記」

満足でした

 休みの日は日曜はテニススクールのレッスンが9時30分からなので8時に起きますが、土曜の朝は、決まった予定がない(ちょっと前までは月1で料理教室があったけど、今はお休み中)ので、気が付いたら布団から起き出します。

 もっともこの前の土曜は遠足に行こうと思ったので、ちゃんと朝に起きようと心がけました。

 遠足の行く先は
  第一候補・江ノ島〜鎌倉
  第二候補・根津〜上野
  第三候補・南船橋ウインドウショップツアー IKEYA〜ららぽーと

 なんで3つも候補があるかというと、もちろん、当日の天気の具合とかもありますが、第一だと自宅から2時間、第二だと1時間余り、第三だと30分は現着にかかります。つまり、当日、何時に起きられるか、それによっても行く先を決めようという、かなり、いい加減な計画なのです。

 結局、前日が雨で、当日が曇りだったこともあって、選んだのは第二候補。春にこのブログで書きましたが、読売ウイークリーの連載「満歩×満食」で紹介されて、どうしてもいってみたかった根津の釜揚げうどん「釜竹」さんにリベンジ(春に行ったときは、うどんが品切れで食べられなかった)に向かったのです。

 あまり遅く行くと、また品切れになるので、正午過ぎに着。釜揚げか、ざるかで迷いましたが、ここは男らしく、ざるうどん大盛り+野菜天ぷらの一本勝負にかけたのです。そしたら、予想を超える、うどんののど越し(そーは言わないかもしれませんが、実感としてはそう)で、偏差値982568といった感じ。

 その余勢を駆って、根津から池之端、動物園、東照宮をのんびり歩いて、上野の国立博物館に尾形光琳を観に行ったのです。正直、ものは風神雷神ぐらいかな、と大きな期待はしてなかったのですが、俵屋宗達と光琳の絵比べや、絵・宗達+書・本阿弥光悦といった、いってみればレノン・マッカートニーのような絶妙コンビによる巻物、はては光琳デザインの小紋の着物、後継者たちの四季折々の花の絵など、まさに秋ぴったりの、見所満載、これは観た方がええで!…の展覧会でした。

 なお良かったのが、見終わって博物館の館内で食べた京都・鶴屋吉信さんのあんみつです。選んだのは第二候補だったけど、とても得した気分になって帰路に着いたのでした。

 追伸・秋の健診速報 胴回り78a(メタボセーフ)、体重69.4`でした。でも油断は禁物。勝って兜の緒をしめよ(野村監督)です
                       (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/10/20

編集長の「あなろぐ日記」

全然OKです

 次号のウイークリーに吉永小百合さんのインタビューが掲載されます。聞き手は読売新聞・主任研究員の永井一顕さん。11月1日に公開予定の映画「まぼろしの邪馬台国」に絡むエピソードなど、興味をそそる内容になっています。

 さて、吉永小百合さん、私の世代よりは上なので、私自身の思いこみはあまりないのですが、その世代には、それはそれは大変なアイドルです。

 私に一人、早大出の叔父がいますが、小百合さんと学年的にかぶっているそうで、当時は大半の学生がサユリストだったようです。

 キャンパスの門の脇にある立ち食いソバ屋(私が通っているときも、その店は確かにありました)で、吉永さん、時折、ソバかうどんを食されるのだそうですが、そしたら、人垣が出来て、小百合さんが食後いなくなると、「オヤジ、そのどんぶり、洗わずに俺のソバを入れてくれ!」という、多少、変態気味な?声があちこちから罵声状態になってかかった、と振り返ります。

 まあ、この手の話は、話半分ですが、それでも大変な大學のアイドルだったのでしょう。吉永さんは卒業後も神宮に早慶戦などを見にこられ、ご自身の方も早稲田との付き合いを大事にされているようで、日頃、大學との付き合いなどは振り返りもせずに、寄付金も一銭も払ったことのない私のような後輩は大変に恐縮しております。

 今日はホントはそういう話ではなく、吉永さんのような存在は大學のような所に必要か、というのが論題です。

 私の頃にも文学部に中井貴一さんのお姉さんとかがいたはずですが、どっちかというと、女優さんという感じで、むしろ、慶応の友達が同じクラスにいるのを自慢していた檀ふみさんの方がアイドルっぽかったかも知れません。

 そーいう人がキャンパスにゴロゴロしてたり、一緒に勉強してたり、学食にいたり、早慶戦にいらっしゃったり、あわよくば同じサークルだったり…もちろん、その学生はハッピーでしょうし、大學も何かと得だったりすることもあるのでしょう。ご本人も同じ年代の仲間と話すのは楽しいでしょうし、一挙三両得というやつかも

 そーなるかな、そーなれば早稲田の凋落にも多少なりとも歯止めがかかるかな、と、広末涼子さんの時、実は私は期待したのですが、結果はちょっと残念でしたね。吉永さんがいたときも、前述のように全学を挙げて学生が動揺していたので、ある意味、付和雷同のDNAは同じなのでしょうが、広末さんの周りもちょっと騒がしすぎた感じがします。

 ただ、大學というのは、そーいうことがあると、妙に保守的になるので(某学園の●●投手にドラフトで裏切られた某大が、某学園から長年、選手の受け入れを止めているように)、そこは頭を切り換えて、また、いろんなアイドルを、いろんな選抜方法で入学させればいいと思うのです。学力試験の負担を軽くしてやると、一般の受験生と不公平になる、といった声もありますが、そんな小さなことを言っては、楽しい大學が作れないと思うのです。

 お断りしておきますが、これは少子化時代の大學の生き残り、といった堅い話に沿った意見ではありません。そうではなく、アイドルが在学することで、アイドルも学生も楽しいだろうから、いいではないか、という多少、身勝手な論理です。そーいう方が学生生活も盛り上がるでしょ、第一。そーしたら、私も毎週、キャンパスをウロウロしますよ。
                    (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/10/14

編集長の「あなろぐ日記」

秋の夜長

 最近、「うる星やつら」と「めぞん一刻」の全巻を大人買いして、チビチビ読んでる話は紹介しました。その作者、高橋さんのモットーの一つは季節感だそうです。

 そういえば、ラムちゃんも響子さんも夏が来るたび、きちんと海に出かけて水着になります。正月の初詣での場面も出てくるし、節分となったら、鬼族のラムちゃんは同僚の宇宙人の皆さんたちと戦争のような激しいマメの撃ち合いになります。

 考えてみたら、昔のマンガというのは結構、そういう感じがありましたよね。それで毎週毎週、同じ週刊マンガを読んでても、ああ、こんな季節だなと気づいたこともあります。

 そーいう昔マンガ的に言うと、今はラムちゃんが栗拾いでもしてる光景でしょうか(実際にそういう回があります)。でも、私の今の季節感は「秋の夜長」なのです。

 といっても、家でのんびりと月でも…とう感じではありません。電車で帰路につく、まではいいのですが、降りる駅(京葉線・千葉みなとという駅です)で降りられず、どんどん先まで連れて行かれて、ぽつんと降ろされ、引き返してくるのに大変な時間を費やすから、夜がとっても長いのです。

 なぜ、自分の駅で降りられないか、それは寝てしまうからです。なぜ眠るのか、それは酒をいっぱい飲んでしまうからです。

 つい先日も東京発君津行きの快速で、京葉線内は軽く通り越して、内房線の長浦で目が覚めました。それから一週間ぐらいたってからでしょうか、今度は茂原行きか何かの快速で、これも京葉線を過ぎて、外房線の鎌取でお目覚め。そして、先週の金曜です。

 その晩はヨッチャンという昔からの会社の同僚と一緒に飲んで電車に乗って、家に携帯した時に「今日はヨッチャンがいるからダイジョーブだよ。代わるから」と携帯をヨッチャンに渡し、私の妻がヨッチャンに検見川浜で降りるとき、私を必ず起こすように頼んだのです。

 ヨッチャンは酔ってても根が真面目ですから、きちんと起こして下車したのですが、その先、わずか二駅の間にまた眠ってしまい、着いたら京葉線終点の蘇我だったのです。それが終電だったのかどうかも、よく分からず、面倒なのでタクシーで2000円弱ほどかけて帰宅したのでした。

 こーいう生活は体にもあまり良くないし、乗り過ごして感じる「夜長」は疲れるので何とかしたいのですが、今のところ妙策も浮かばないダメな私です。
                       (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/10/06

編集長の「あなろぐ日記」

今年も三すくみ

 今、BSでレッドソックス対エンゼルスの第三戦延長戦をやっていますが、日本の野球は今週がペナントレースのヤマですね。

 その結果がどうなるかは別として、セのクライマックスシリーズ出場は去年と同じ阪神・巨人・中日。この3つがポストシーズンでどう絡み合うのか、ちょっと考えてみました。

 まずは直感的にみて、強そうなのが中日。阪神は去年もそうだけどホントに強いのはペナント前半ですね。後半になると久保田、渡辺といったリリーフ陣はへたばるし、40歳トリオもくたびれるし…といった展開になります。

 逆にスロースターターが多いのが大砲ぞろいの巨人。でも、ちょっと仕掛けが早かったのか、ひと頃に比べると砲弾の数が少ないようです。

 対してカスカスで3位になった中日は、井端も復活、ウッズ以外はこれといって心配な選手もいなくなりました。日程的にも後はクライマックスまで実質、調整をしていればいいので、2位チームを食うのは比較的、容易と見ているのでは。

 だいたい、この3チームのペナント後半から現在に至る情勢には、五輪が大きく影響しています。

 一番、損したのが中日。岩瀬を自信喪失気味にして帰し、あちこちに便利に使われた川上も帰国後しばらく投げられなかった。逆に荒木は五輪で試合に出してもらえるのか分からず、フラストレーションも溜まったし、森野はレフトの守備が「へっただな」と他のチームのファンに笑われてしまった。

 二番目に損したのが阪神。6月にすでに骨を折っていた新井は最近まで出てこれなかったし、岩瀬とともに自信をなくしたのが韓国戦のキャッチャー矢野。ペナント後半のリードもあの時の後を引きずっている感じがします。

 ちょと得したのが巨人。阿部は周りに惑わされない、強い精神力?というか、五輪でも比較的好調だったし、上原も傷を負わなかった。さらに李です。岩瀬からのあの運命の本塁打ですっかり生き返り、ペナントでもバカバカ打ち出し、そのうちに小笠原もラミレスも高橋もつられてバカバカ打つようになってしまった。

 この五輪の要因がはけて、薄まって、どうか…ということになるのでしょう。どう考えても苦しいのは阪神。投打とも疲れてしまっている。新井とか今岡とかが狂ったように打ち出すとか、石川とか阿部が快投する、さらに何か秘密兵器がいる、といった想定外のおまけがないと日本シリーズにはちょっと、という感じでしょう。だから、逆に巨人よりも熱烈にリーグ優勝したいと思っているはずです。

 巨人は、もちろんリーグ優勝も日本一もしたいから、張り切っているのでしょうが、そこで中日のような細かい野球ができるかがポイントに。

 阪神もそうですが、いざとなったら、阿部でもラミレスでもバント(をうまく)させられるのでしょうか。1アウト3塁で、ほとんどの確率で1点をとれる野球ができるのでしょうか。後はクローザー。クルーンがペナントであと1回、不調だったら、はっきり言って失格。最後は上原に戻した方が得策かも知れません。

 中日にも心配はあります。ウッズの衰えは目立ちます。スタメンも危ない。今季は名手荒木のボーンヘッドも多い。さらに最大の弱点が、ベンチの野手が弱すぎること。阪神でも代打は左なら林・檜山・葛城・藤本が、右なら高橋・桜井・浅井などがいます。巨人もそれほどじゃないけど、まあ終盤2回程度のチャンスなら左右とも代打には困らない。

 でも中日は困っちゃうのです。あれだけブルペンが強くて、左右の中継ぎがずらりと揃っているのとは全然アンバランスな代打陣です。名前があるのが立浪だけじゃ、相手チームも全然、安心です。

 と、今年もいろいろ書いてしまいましたが、各チームのファンの方はお気を悪くなさらないように。でも、だいたいそんな感じがします。書き忘れましたが、後は監督の差。誰が一番、優秀でしょうか。それでは
                    (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/09/29

編集長の「あなろぐ日記」

秋も旅します

 何度か触れたことがありますが、ここ2〜3年、電車の中などで気楽に読めるのでスティーブン・キングの小説を次々と手にしています。

 おとといの土曜に読んでいたのが「トム・ゴードンに恋した少女」。アパラチア山脈だかの周辺の巨大な森林公園で親から迷子になった9つの女の子が、大ファンのレッドソックスのクローザーを心の支えにヘロヘロになりながらも知恵を絞って幼気に生き抜き、9日目に発見されるという物語です。

 キングの小説はアメリカでは「一家に一冊の必需品」と言われてるらしいので、日本で言えば作風は違うけど、司馬遼太郎のような感じではないでしょうか。キングの作風はご存じの通り、キャリーやシャイニングなどを見ても、とっても不気味で、暴力的でもあるホラーなのですが、そうでもない作風もあります。

 よく知られてるのではスタンド・バイミー。死体を見に行く…という点では不気味なのですが、全般的には少年たちの心の交流がテーマ。その意味ではトム・ゴードンも少女心理が良く描かれていて、しかもホラー度が抑え気味なところが他の作品と違った雰囲気を醸し出しています。

 そのトム・ゴードンの文庫本を手に土曜、天城高原を訪れました。伊東からバスでグングンと山中へ。小説で展開されている深い森林にどんどんと入っていく感じで、小説の主人公で、森の中をさまよい歩くパトリシアちゃんが、ふっと現れそうな気もしてきました。

 要は温泉に入りに行ったのですが、この温泉に何年か前に来たとき、それはすごい霧で、車を運転してても10b先が全く見えず、大変怖かった覚えがあるのです。だから、今度は電車とバスの乗り継ぎにしたのですが、人に運転を任せて、外の景色をぼんやり眺めてたら、森があんまり、モリモリっとしていて小説とかぶってしまったのです。

 それにしても、あっと言う間に秋になりましたね。バスの窓越しに眺めてると、田んぼの畦沿いには真っ赤な彼岸花が咲きそろっています。ホテルの前ではススキが風になびいて…。行き道は半袖だったのですが、翌日の帰りには長袖を羽織りました。空気も秋模様なのでしょうか、霧も全く出ずに、ホテル最上階の温泉に浸かっていると、天城の山々の向こうには富士山の山頂部もみえました。

 すっかり、小学生のあさがお日記のようになってしまいましたが、お湯も優しくて、翌朝は伊東駅前で温泉まんじゅう20ヶと干物を買って東京行き鈍行列車に乗り込み、車内で時折、口をポカンと開けてうつらうつらしながら、のんびり帰宅したのでした。
                     (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)

 
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2008/09/22

編集長の「あなろぐ日記」

私の観察眼

 二男がいわゆる秋卒で大学を出たので、週末、その卒業式に都内に出向きました。そしたら、学長先生が卒業生と父母を前に挨拶されるのです。「おととしは小泉が、去年は安倍が辞めたことをこの式で触れた。今回は福田です。日本の政治はどーなっているのか」。さらに「あのリーマンも破たんしてしまった。まさに国内、国際とも政治も経済も不安定化している」

 不安定か、さすが学長、いいことを…と、多少、うつらうつらしながら(式に出るのに早起きしたから)心に止めたのです。

 そこまでグラグラに不安定なのかどうか分かりませんが、景気は次第に悪くなっているようです。次号の編集後記でも触れますが、就活も今春と今ではだいぶ雰囲気が違ってきてるようです。

 そこで、景気ウォッチャーではないのですが、式が終わった後、銀座に出て、テレビで大騒ぎしている、9月13日に日本上陸した、あの外資版ユニクロと言われてるH&Mに行ってみたのです。

 そしたら、どーでしょう。銀座の大通りの松坂屋を過ぎたH&Mの店前から、8丁目のリクルートのあたりまで、300〜400bぐらい、若い人もオバちゃんもオッチャンも、3列で舗道にびっしり並んで店に入るのに待ってるのです。

 まあ、昼下がりの好天だったので、じゃ待とうかと最後尾につき、1時間かかります、と言われた所、30分ほどで店内に入れました。

 格好いいなと思う男物のコートだって1万5000円ぐらいしかしないので、オバちゃんたちはキャーキャー言いながら服をかき集めて買っていきます。

 私のとこも妻のブラウスのようなものや、私のカーデガンのようなものを買ったのですが、要は景気が陰ってくると、あの90年代後半のような「価格破壊系デフレ商品」がまた流行るのではないか、この騒ぎはその先鞭ではないか、と元経済記者は鋭い観察眼を向けたのでした。

 その熱狂から逃れて、ちょっと茶をしばくことになり、今度は有楽町まで歩きました。そしたら、丸井の新しいビル(名前を忘れました)の隣のビルの御茶屋がいい、ということになり、そこに行ったら、これもズラッと客待ちだったのです。

 そこは店の肩書に「高級喫茶」と書いてあるぐらいなので、高いです。コーヒーは一杯800円。それに「絶品!シフォン・チョコレート・ケーキセット」にすると、もう1300円近くになってしまうのです。

 でも現実は客待ちができるほどの繁盛なのです。

 つまり、景気のどうこうとは関係がなく、人は流行っている店に群がっているだけ…というのが正解らしいのです。それではちっとも元経済記者の観察眼は発揮しようがないので、後は丸井の地下でシャンペンを1本買って、総武線で千葉まで帰って、そこら辺の今風居酒屋でカツオの刺し身を焼酎ロックで食して、中途半端にいい気分になって、くだをまくこともなく、おとなしく帰宅したのでした。
                       (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/09/08

編集長の「あなろぐ日記」

思い出しました

 前の人がそーだったから、こーいうのもありカナ、と思ったかどうか知りませんが、鏡写しのような政権丸投げですね。次号の編集後記でも触れますが、2代続けての無責任さには憤慨するばかりです。

 来週は3連休なので、ウイークリーは土曜繰り上げ発売ですが、昨年の同じ時期の繰り上げ号も「安倍」の特集でした。ほら、あの目に涙を浮かべた安倍ちゃんを表紙に、総力取材15ページと題打って、ドタバタ作りました。というのも、発売日を繰り上げるので、当然に締め切り日も一日繰り上げで、確か、火〜水曜でほとんど取材した覚えがあります。

 書いているうちに、もっと思い出しました。ご存じの通り、週刊誌は宣伝に電車内に中吊り広告というのをかけるのですが(あの「噂の!東京マガジン」が取り上げてくれる、あれです)、そのキャッチを初め「総裁選レース 本命・麻生」として、繰り上げで木曜になった締め切りもやり過ごして、その夜、神田に飲みに行ってしまったのです。

 そしたら、夜の8時だか9時になって、携帯がなるのです。デスクの笠間が「吉田君(うちの政治担当記者です)の情報だと、麻生じゃなくって、福田で固まりそうだ」と言うのです。

 その時、結構、飲んでて、なにをキャーキャー言ってやがる、会社を出てきた時には麻生でガチガチだったのに、とも一瞬思ったのですが、しらふの笠間は、すでに宣伝担当者と一緒に機敏に動いて、「締め切り後でも頼んでやってもらいましたから。中吊りの本命・麻生を福田に替えますよ、いーですね、替えましたから」と妙に張り切っていたのでした(A誌の中吊りは直ってませんでした)。

 私は経済部の記者なので、よく分からないのですが、政界というのはホントに動くときは早いものです。その日の何時間かで、麻生はまた「次の人」になってしまったのですから。

 その「次」の時が今、来て、今度は麻生さん、どーですかね。今週号では、うちも含めて週刊各誌がみんな表紙にしてしまったので、ちょっと週刊誌的にも引っ込みがつかないのですが…。そーこーブログを書き進めているうちに、何か相撲の方で動きがあったようです。次号は相撲かな、と気軽に頭を切り換え始めている、軽い私です。はい。
                      (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/09/01

編集長の「あなろぐ日記」

サンマと経済

 きのうサンマを食べました。今季3度目か4度目でしょうか。前の日にデパートの地下で買ったのですが、ピカピカしてて活きがいい。その割には、まだサンマが出だしの時期だというのに100円だった(普通の年は130円ぐらいからスタート。最盛期に100円を切る感じ)ので、得した感じです。

 原油高で漁に出ない船の話がいろいろ出ているので大変に心を痛めていたのですが、ことサンマに関しては今シーズンはたっぷり食べられるかも、と期待しています。

 初任地・金沢ですっかりサカナ党になった私は、重点的に食べるものが季節によって代わります。秋はサンマの塩焼き、冬は牡蠣・白菜が入ったナベ、夏はたたきやら、ナマでカツオ。春は略しましたが、いいシーズンなので何でもありです。

 毎週土、日のどっちかの日のメニューは秋ならサンマ…といった具合になります。子どもはそれほどサンマやカツオが好きでないので、大変でしょうが、今秋も、あと10回や15回はサンマの塩焼きを食うでしょう。

 さて、そーいう話の流れの中で気にかかることがあるのです。

 というのも、サンマは一人1匹なのでいいのですが、カツオは昔からサクで四分の一匹、ナベの分量も家族が4人だった時代からあまり変わってないのです。

 紹介したことがありますが、我が家は長男が昨春に就職で福井に行ってしまい、二男も来春には就職します。だから家族数が半減する日も近いのですが、そこで食べる量をだんだんと減らしていかないと、夫婦が食べる量が増え、せっかくフィットネスに行ってもデブになるーーということになりかねないのです。

 いつぞや、ウイークリーで家族の減少に対応して、家を増築ではなく「減築」する話を載せたことがありますが、子育てが終わった夫婦だけになれば、家も、食べ物も、それに車も軽でいいや、ということになるでしょう。マクロ的にはそーはならなくても、各家計的には縮小型経済になるわけです。

 そーいう議論は未来的にもあまり明るくないし、辛気くさい感じもするので、正直、好きではありませんが、ナベも今冬はどれだけ食べようか、カツオは売り方が四分の一匹だから、やっぱり食べちゃうよな、などと頭を巡らせているのでした。また来週
                     (「あなろぐ編集長」こと重田育哉) 
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2008/08/25

編集長の「あなろぐ日記」

胸いっぱいの愛

 ソフトは勝ったけど、野球は負けた。シンクロはトントンだけど、男子マラソンは棒にもかからなかった。でも、100×4リレーは何だか得したーーオリンピックの終盤戦は、全体的にまあ、このぐらいかな、という感じの成績でした。

 とはいっても、前回アテネに続いて日本人には、なかなか面白かった北京五輪、ちゃんと閉会式も観ました。

 そこで思わぬお目当てとなったのがジミー・ペイジです(新聞はページですが、なんかちょっと違うでしょう)。朝刊の番組欄を朝、見たら、ベッカムが出てくるのは前から知ってたのですが、どーしてジミー・ペイジまで…と頭に豆電球が灯ってしまったのです。

 「ツェッペリンを支え続けるジャーナリズムの会」(そんなものはありませんが)としては、閉会式で、どうジミー・ペイジが扱われるのか、ノーチェックでは済まされません。

 それで、篤姫の後、ぼーっとテレビを観てると、来ました、ロンドン2階建てバスが。そこでアナウンサーが「バスの天井が開いて、芝生が…」というので、ああ、ここでベッカムだな、と気を緩めたのです。

 そしたら、フェイントをかけるように、何だかという英女性若手歌手(初め、あの麻薬で捕まったノー、ノー、ノノーのワインハウスだと勘違いして、ビックリしましたが)がドンと現れ、そしたら、聞こえてきたのです。胸いっぱいの愛が。

 それはびっくり、という感じではなく、「ワー」「ぎゃー」という感じと、「…」という感じが混じり合った微妙な印象だったのです。スルスルと現れた御大は、数か月前に1夜だけの再結成を果たされた時に比べ、床屋に行かれたばかりなのか、さっぱりしてます。エアーじゃないんだよ、と言いたげに、あの職人的な表情で技を披露され続けますが、どこか、「うーむ…」と腕組みしている間に時は経ち、そのうち、ベッカムが球を蹴ってしまったのです。

 閉会式の芸人系の出番からすると、テレビ露出時間が短い方から、ジャッキー・チェン→ベッカム→ペイジ→ドミンゴ(こっちは、あのトリノ五輪のおじさんと同様、パクかもしれません。)となって、ジミー・ペイジは結構、好位置なのですが、使われ方がいまいちかな、とも思うのです。

 第一、胸いっぱい…なのでしょうか、そりゃあ、グループで出てる訳ではないので、ロックンロールや移民の歌というわけにも行かんでしょう。でも、つかみとしては、違うでしょう。しっとりいくなら、天国への階段、反対に、それっとつかむなら、ハート・ブレイカーでしょうよ。

 本人がどーしても、と、胸いっぱいを選んだなら、会としては動くこともありませんが(なんのこっちゃ)、あれなら、別に同じ英国代表でも、女王陛下が好きなジョー・コッカーや、ダイアナ妃を熱愛してたエルトン・ジョンのような、一大イベント系にしっくりくるタレントでいーではないですか、とも思うのです。

 今週はすっかり本誌「ワイドシャッター」の小田嶋さんのようになってしまいましたが、最後まで楽しませてもらったオリンピック、取りあえずは乾杯しましょう!
                         (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/08/18

編集長の「あなろぐ日記」

もう一頑張り

 すっかり夏休みしてしまいました。8(金)〜14日(木)がウイークリー編集部の連休だったのですが、前半は千葉の自宅で、後半は妻の実家で、私の初任地でもある金沢でという感じでした。

 休みの前半には銀座松屋でやってたラムちゃん展にいって、ラムちゃんの原画や、あだち充や、ケンシロウの作者が描いたラムちゃんを観たり、「めぞん一刻」の響子さんが住んでた管理人室の実物大の再現模型に感心したり…。ラムちゃんのキーカバーや携帯トラップも買い込み、その勢いで猛暑の中、上野にも足をのばしてコロー展も観ました。

 金沢では香林坊や竪町、近江町を散歩したり…。千葉のBオフでは「めぞん一刻」の全巻を買ったり、テニススクールとフィットネスに行ったり…。今回の夏休み前にも、このブログで紹介したとおり、上総亀山に行ったり、草津温泉→志賀高原に行ったり…。休み明けの15日にも10`走った上、16、17日と連日でテニススクールに行ったので、何だか目一杯、動いた感じで、日焼けで皮はむけるし、下半身は重いのです。

 日頃はダラーっとしていることが多い私にすれば、大忙しの今夏ですが、その間でも五輪には夢中になりました。今度はホントのところ金は3〜4個と思っていたので、これまでのところ、好成績に満足しています。

 とは言っても、やや物足りなかったのが反町Jと星野Jですね。両方とも、ちょっと監督が遠慮していて、それが結果になってしまったような感じがするのです。

 反町監督は、あの時、ちょっと怒ってでも、裏で手を回してでも、オーバー枠で大久保たちを招集すれば良かったと思うのです。星野は中日から4人も招集してしまったから?いろいろ考えるところがあるのかも知れません。結果、岩瀬の替え時が遅れたり、レフトがあんまりうまくない森野をずっと守らせてたり、と、ちょっとフラストレーションがたまるゲーム運びになっているようです。

 今、テレビでカナダ戦を観ながら、このブログを書いてますが、どうか、もう一頑張りしてもらって、昨年12月の台湾予選で見せてもらった、あの感動をもう一度与えて下さるよう期待しています。(「あなろぐ編集長」こと重田育哉)

 

 
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2008/08/04

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第63代女神

 夏真っ盛りですね。ウイークリー編集部は8〜14日が夏休み=一斉休業ですが、それを待ちきれず、土日と車で群馬・草津温泉に遊びに行きました。

 実はウイークリーでは、昨春まで巻末の写真企画でお世話になった写真家の稲越功一さんに日本の祭りの写真もの連載をお願いしていて、稲越さん、この週末も、ねぶたを撮りに青森に出かけたはずなのですが、私が訪れた草津でも偶然に祭りをやっていました。

 温泉感謝祭りのよーな名前で(済みません、正確には覚えてません)、要は温泉の女神様が1年に度、天から降臨されて、手下が事前に集めてきた各所の源泉を一つにした上で、それを温泉に変え、さらに町内の主要な温泉場に回るように温泉を分配されるーーという段取りです。戦後から始まり、今年が63代の女神になるというのです。

 私たちが宿にしたペンションで、今夜と明夜、祭りがあって、女神が登場することを聞いたとき、私が「どのみち、どこかの旅館の女将が持ち回りで務めるんでしょ」とペンションのおじさんに聞き返したのです。

 そしたら、おじさん「とーんでもない、町の中から、ハタチとか、そんな娘さんが毎年出てくる」と、たいそうに自慢なさるので、風呂を浴び、夕食をとった後、祭りの会場の湯畑という草津温泉の中心地まで、さっそうと歩いていったのです。

 縄張りのわきで待つこと40分…午後9時、様々なライトをみんな消した中で、高さ20bほどの高台にある神社から女神様が松明の集団に守られながら、ゆっくり階段を下って、会場の壇上に到着。それでも、私の所からは、まだ遠くなので、赤い着物を着て、頭に金ぴかなものを載せてるぐらいしか分かりません。

 それから顔が判明したのは、さらに20分ぐらい後でしょうか、とりあえず今夜の行事はお仕舞い、御輿に乗って帰られる女神様が目の前を通り過ぎたのです。その時、啓示を受けるほどに、ショックを受けるぐらいの美人だったかどうかは別として、それまで随分と待たされた観衆たちは、女神をあがめるよーに携帯やカメラで撮りまくっていまのでした。

 パンフレットによると、63代女神はY口A香というお嬢さんです。日曜の夜には、今度は天に昇天なさった、と聞いています。一連の段取り、どうもお疲れ様でした。草津の湯に栄光あれ!
                       (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/07/28

編集長の「あなろぐ日記」

いろいろあります

 川人献一・前編集長から、このブログを引き継いで早いもので2年が経ちました。週一なので「日記」でいいのかという議論もありますが、これ以上書いてもなんなので、この調子でヘラヘラ続けようかなとも思っています。

 この際ですから、ちょっと踏み込みます。

 そもそも、なぜ、ブログ欄を設けるのか。それは編集の裏事情の紹介(メイキングというやつです)とか、私を含む編集部の人柄や特異性、編集部内の空気を皆さんに知ってもらい、あわよくば親近感を抱いて頂ければ…などといったことなのでしょう。そーいうことは週刊誌の編集後記でも書いているのですが、本を買ってない人たちにもメッセージを送って、新たな読者を、などとも考えてしまうのです。

 さらに、こーいうIT社会ですから、各週刊誌ともブログをやってたり、やってなくても週刊誌のホームページはあって、そこで最新記事のチラ見はできます。

 ウイークリーの場合、本は月曜発売ですが、ホームページは前の週の土曜の17時に毎週、更新しています。紹介している各記事の内容は、あくまで概要だったり、さわりだったりで、これを見て面白かったら本を「買ってね」ということなのですが、実は、ここ1〜2年は記事の一部をそのまま、外部サイトにそっくり流したりもしてます。

 一つはヤフーがやってる「みんなの政治」というサイトがあるのですが、そこに週2本程度、一般原稿やワイドで載せた政治関連の記事をそのまま全文を紹介しています。

 も一つはニフティ・ニュースで、これは別にジャンルは決めず、週2〜3本、記事を流しています。

 アエラなどの他の雑誌も同じことをやってるし、もちろん、両社から、なにがしかの金銭も頂いてますが、こーいうことをやる最大の意味は、やはり雑誌の存在を広く知ってもらい、販促につなげたい狙いがあるからです。

 週刊誌をどんどんパソコン上でも見られるようにすることには、紙の業界(新聞業界だったり、出版界であったり、いろいろです)の中には危機感をお持ちの方もいそうですが、それはそれ、紙もパソコンも両方ありかなと思うのです。紙で見た方が便利なのか、見やすいのか、パソコンや携帯で見た方がいいのか、それは一人一人が選べばいいのではないでしょうか。

 うだるような真夏に、ちょっと固い話で申し訳ないのですが、編集長が丸2年になって、そーいう思いを強くしています。
                        (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/07/21

編集長の「あなろぐ日記」

日本の夏

 やっと夏本番って感じですね。祝日ですがウイークリー編集部は出番です。もっとも今日は千葉市の自宅ではなく、上総亀山という所から出社したのでした。
 
 その亀山で、例の、2か月ぶりの、高校のクラス会が昨夜から泊まりがけで催されたのでした。

 集まったのは男6人、女2人。通常のクラス会には20人ぐらい集まりますが、今回は“遠征”なので、少数精鋭も仕方がありません。私は千葉・木更津の出身なので、知ってますが、皆さんは亀山と言われてもよく分からないでしょう。ありていに言えば房総半島のど真ん中。交通手段は木更津からJR久留里線というので1時間余かかるのです。

 ウリは黒い湯の鉱泉でしょうか。あとは人工湖があって、ボート遊びが出来たり、キャンプ地もあって…要はギリギリ観光スポットかな、というレベルの大いなる田舎です。

 52にもなる私たちがキャンプをしても、ボートを漕いでも、ちょっとも面白くはありません。だったら、なんで開催地を亀山にしたのか。参加した全員が幹事を除いてホントはよく分からないのです。

 というのも5月に有志で新橋で飲んだとき、「こーやって2〜3時間、話をしても、中途で終わっちゃうから、今度、泊まりがけでやっぺか」などと誰かが発案したことは覚えてるのですが、それが2日後には幹事のI君がメールで「先日決まった泊まりがけ同窓会来ますよね。7・20亀山です」と、早くも確定していたのです。

 そのI君も亀山に特段の愛着があるわけでもなく、どこで飲んでも同じような話を、しかも2〜3時間もあれば十分に分かり合える話を、あーでもない、こーでもない、と夜中までやっていたのでした。

 予想通り、翌朝は自然を楽しむでもなし、ボートも漕がず、ベランダから人工湖を眺めては鉱泉を浴び、またも2か月後に迫った次期同窓会(今度は千葉市開催です)に備えて、私は1時間半をかけてバスで東京駅まで戻ってきたのでした。

 ただ、ちょっと心に残ったのは、昨夜、千葉からバスで現地に着き、バス停に降りた瞬間。ワーンという感じか、ザーっという感じか、目の前の山からセミの音が降り注いで来て、懐かしっぽい「日本の夏」をちょっとだけ味わったのでした。少しも生産的でなかったけど、まずまず楽しいお泊まりでした。
                         (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)          
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2008/07/14

編集長の「あなろぐ日記」

まだかいな

 梅雨は明けたのでしょうか、夏ですね、これは。22年ぶりに買い換えたクーラーをつけようか、一度つけてしまうと、ずっと、つけっきりになるから…などと極めて小市民的な悩みを抱えながら、扇風機で我慢した週末でした。

 それでも、私にすると結構、忙しかったので、どー過ごしてたかを列挙すると

 12日(土)

  10時 サイモン・ラトル×ベルリンフィルの11月公演チケット電話申し込みに参戦。
      携帯を屈指、100分粘るもつながらず、惨敗。

  13時 ビッグサイト着。
      東京国際ブックフェアの読売ブースで15時からも催されるトークショーを傍聴
      ものは達川光男さん×務台達之さんの「だから野球は面白い」

  19時 近所の焼き肉屋。ボーナス支給直後のためか店は満杯
      40分待ちも達川さんの話が面白かったため、余裕で待機


 13日(日)

  9時半 テニススクール
      ラケットキャンペーンで展示されたウイルソンの新モデルが大変に打ちやすい
      買わないけど

  12時 盆の墓参り
      道の駅みたいなところでスイカなど野菜・果物類をごっそりゲット
      その後、スーパーで、評判のラーメン店に行ったが、味はそれほどでも

  15時 NHKで全英男子ファイナルの録画中継
      先週、ナダル2セットアップまでナマで観たら、眠たくなって寝てしまったため
      あのボルグ×マッケンローの激闘5時間の再現だった

  夜   夏休みは何をしよーか考えるが、まとまらず、ラムちゃんをちょっと読んで就寝

 この中で報告しなければならないのは、やはり達川さんのトークでしょう。ブックフェアのトークショーを観るのは、一昨年の茂木健一郎さん、昨年の泉麻人さん×みうらじゅんさんに続いて3年目ですが、過去2回にも増して大勢のギャラリーがつめかけました。

 そしたら、達川さん、期待を裏切らずに現役時代の珍プレーを披露して下さいます。

 ありゃ巨人戦じゃった。本塁クロスプレーでタッチしたけど、ミットには球が入っとらんで、よく見たら脇の下に挟まってる。それでもアンパイアの人ががアウトだちゅうたら、アウトじゃろ…そのまま大事に脇に球挟んでベンチに返ってから、取り出したら、そこを日テレのテレビカメラに撮られてしまって、のお

 この手の話が続き、お客さんも大喜び。でも、しっとりした話も

 阪神が、あんだけ独走してても、なおみんなが手抜きしないのは何故だか分かるかの?
 客席に問いかけます

 それは亡くなったヘッドコーチの島野さんに優勝して恩返ししたいから。赤星も金本も矢野もみーんな世話になったから…

 さらに、北京五輪の話に。日テレのアナウンサーが「五輪が始まると代表選手を取られて各チームにも影響が」と達川さんに水を向けると

 「ああ、選手たちもホントは責任が重たくて、大変だから行きたくないと思う部分があるけど、やっぱり日の丸を背負ってという気が最後には勝るんじゃろ」

 その時、あれ?達川さん、少し話がズレてるな、と感じたのです。

 そしたら、ショーが終わって達川さん、解説に東京ドームに直行するというので、車まで送り届ける最中に

 「ありゃ、選手が抜けて、各チームがいろいろ大変だろうという意味なんじゃろ」と私に聞き返すのです。「そーいう、結構、難しい問題にはのう…ちょっとなあ」と悪びれず、おっしゃるのです。

 チームによっては、沢山、主力が抜かれて怒ってるとこもあるだろうし、成績が悪くても良い選手がいるチームが被害にあったり、代表になってもいいような主力の調子が五輪前に偶然?に落ちたりするチームもあって、いろいろ批判されたりしていて…。達川さんも難しいのでしょう。

 そんな達川さんならではの高度な“政治判断得”にも感心している間に、車はスルスルっと小さくなっていくのでした。おしまい
                         (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)

 
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2008/07/07

編集長の「あなろぐ日記」

雨の日と月曜日は

 先日、新聞だかテレビだかで知ったのですが、あの阪神の赤星選手が不眠気味というのです。彼の持病は首痛なのですが、それに伴って不眠も結構、ひどいらしくて、前の日がナイターで、次の日がデーゲームだと、もともと睡眠にさける時間も短いし、結果として、ほとんど眠れず、そのためにデーゲームの方のスタメンを諦めている、のだそうです。

 私の場合、首も痛くないし、眠れない夜というのも、あることはあるけど、めったにありません。新聞記者時代には、どーやって睡眠時間を確保しようかと頭を巡らせ続けていたので、十分に寝られる今の生活にひたすら満足しています。

 新聞記者と言っても担当部署で全然、違いますが、激烈な勤務になると、家に帰ったら午前2時過ぎ、その日の午前中には、バリバリ仕事をしている…という状況になります。そーなると、どんどん睡眠時間は削られて、4時間とれるかどうかといった記者も出てきます。

 もちろん、そのままでは体を壊してしまいますから、隠れて寝る場所を自力で見つけます。夜回りに行くときの車中や自分のクラブのソファーはあたりまえ。私は別の担当になってからも自動車担当記者クラブのソファーで毎日のように爆睡してたり、どのクラブに行っても喫茶チェーンのルノアールのあのフカフカしたソファーで惰眠をむさぼったり、でした。そこで、こんな所じゃ眠れない、とこぼす記者は壊れてしまうのです。

 さっき、ちょっと言いかけましたが、そんな生活から比べると、今の週刊誌制作の仕事は働くリズムそのものがあまり崩れないので、極めて健康的だと思います。夜まで仕事をしたり、土日に出る時もありますが、ヒマな夜間にはガンガン、フィットネスで爆走して、すぐに寝てしまう、といったことも可能です。

 そんな私にも睡眠関係で、ちょっとした癖が出来てしまったのか、もともとあるのか、ともかく癖が現存するのです。なぜだか雨が降ってたり、湿っぽかったりする朝は、いつにも増してぐっすり眠れて、起きるのに大変、億劫なのです。

 思い出すと、小学生時代に、ちょっと風邪か何かで冬に寝込んで、その時、外が雨で、「ああ自分は暖かい布団にいられるけど、外で傘をさして、濡れながら登校してる奴は大変だろうな」という感じの“優越感”を抱いた記憶があります。

 それ以来なのか、あるいはジジイになったから、そうなったのかは不明ですが、今朝も雨が降ってたでしょう。頭の中で、あのカレン・カーペンターがRainydays And Mondays…としっとり唄っているのです。

 先週も先々週も、天候に加え、ちょと思うことがあって、気がドンヨリしている私ですが、今週はさらに進行したようです。すみません
                       (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/06/30

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失われた10年

 よく1990年代の10年を「失われた10年」と呼びますよね。バブルが崩壊して、日本経済が低迷して、金融機関も潰れて…。その間にアメリカなどはパソコン産業への投資などが活発化し、大きく花開いて。つまり、先進国で日本が大きく置いてけぼりをくった時代です。

 それとは別に、私にも失われた10年があると感じるのです。それはだいたい1980年代です。結婚をして子どもを年子で設けての時代なので、人生的には不満は全くないのですが、大きく失われたものがあります。それは音楽です。

 何度か紹介したとおり、実家がレコード屋だっったこともあり、和洋とも新譜は随分と聴いていた私ですが、大学を卒業して新聞社に入ったのが81年。それ以降の10年ぐらいは、新譜レコードを手にすることもマレ、テレビで音楽番組を見るのも皆無、カーステレオは何十本かある洋楽のカセットの聴き回し、という状況だったので、音楽の世界の常識が著しく欠落してしまったのです。

 まず、その間に活躍してた歌手が分かりません。尾崎豊、ボウイ(面倒なのでカタカナにします)、プリンセス・プリンセス…まったく接点がありませんでした。ある日、テレビを見てて、「これは誰だ」と聞いたのがウインクでした(面倒なのでカタカナにします)

 洋楽も同じで、TOTOなどは知ってますが、その後がいけません。ポリスもトーキングヘッズもわからないのです。

 その10年は、そんなに殺人的に仕事が忙しかった訳でもないのですが、就職を機にそーいう癖とか、そーいう生活になってしまったのでしょう。それが、90年代に入ると、子どもも多少大きくなって、週末ものんびりテレビを観る時間ができてきたからでしょうか、WANDS、ZARDあたりから見事に復活。カラオケの持ち歌的にも、あまり困らない所まできたのです(ボウイはその後、遡って大ファンになりました)。

 音楽とはちょっと次元が違うのですが、その10年はマンガも空白に近いものがあります。ぴったり年代があっているかどうか、分かりませんが、少年サンデーの「うる星やつら」も、じっくり読んだことがありませんでした。

 この前、Bオフで1〜34全巻を一冊105円で売っていたので、思わず全部買って、一冊二冊とチビリチビリ読んでいたのですが、これが面白い。もともと、ラムちゃんは好きだったのですが、登場人物が生き生きしてて、ギャグマンガの原点で、このマンガの主題でもある「鬼ごっこ」はふんだんに展開されて。それに、どこかファンタジーでノスタルジーな感じもします。昨夜、34巻目を読み終わったのですが、ちょっと涙してしまいました。

 気分は先週と引き続き、相変わらずドンヨリしてるのですが、ちょっとはラムちゃんに救われている私でした。
                       (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
 
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2008/06/23

編集長の「あなろぐ日記」

上司白書

 梅雨のシーズン真っ直中ですね。そうでなくても、ちょっと気分的にヘビーなドンヨリした感じで、体もちょっとだるいようで…はっきり言うと元気がありません。

 そんな気分の中、私が執筆しているわけではないのですが、来週号のトップ記事にすべく、「バカ上司」という、書くのにも読むのにも、ちょっとエネルギーが要りそうな特集の準備を進めています。

 何でも、ものの本によると、×印の上司には「イヤ」「ダメ」そして「バカ」上司がいるそうです。どう違うのかの説明も編集部員に受けましたが、忘れました。でも、1981年に入社以来、27年も新聞記者=会社員生活を送ってきた私には、「イヤ」「ダメ」「バカ」の3種混合のような上司に遭ったり、そういう上司がいる、という情報を聞いた経験がヤマほどあります。

 例えば、Aという人がいて、その人にはBというAが見たら子飼いの部下(Bはちっともそう思ってない)がいて…。ある日、AさんはBさんほか、沢山の人(Aさんと、これらの人との付き合いは薄い)を使って新事業を準備しないといけなくなって、その時、新事業はBさんの主幹の担当でなく、どっちかというと手伝いなのに、他の人に押しつけると文句がでそうで、ホントはAさんはそーいうことが何より嫌いなので、Aさんは、いやがるBにほとんどの仕事をしろ、と強制して、挙げ句に口論になる

 例えば、Cという、もともと訳の分からないので有名なクラブキャップがいて、何かと難癖をつけてクラブ員を悩ませるのだけど、ある日、Dさんが血祭りに。記者クラブですから他社の記者も見聞きしてるところでDさんを立たせて何分も十何分も説教…出入りの企業の広報の女性にも目撃されてしまう

 こーいうことを書いていったら、とてもZでは足りないぐらいの数のバカバカしいバカ上司が過去・現在に渡って私の周りにもいるのです。

 ところで自分はどーか。

 ウイークリーの編集部というのは、杓子定規に言うと、読売新聞の社員が私を入れて20人余。派遣社員、契約社員、アルバイト、デザイン会社の人たちなどなど全部で50人とか、そんな規模で、社内的にも結構、大きな部屋になります。そこで一応、あーだ、こーだと指示を出してる私には、いろんな不満があるはずなのです。

 開き直ったよーで、申し訳ないのですが、それはそれでいいと思ってます。でも、私が私の部下だったら大変だろーなとも思うのです。というのも、私は結構、ブチっと来るのが特に対上司には早いので、電話・対面でほとんどケンカになる局面もあります。

 それでいて、深謀遠慮のよーなこともしたいと企み、ちょっとは手を回すのですが、やり方がとても下手なので、すぐ顔色に出てしまい、バレバレになって、結局は損得では編集部が損を被ってしまう場合が多いのです。そーなると、上司とかからは煙たがられ、部下からは心底からは信頼されない、つまり、ちょっと危ないルーズボールになってしまうことがあります。

 もーちょっと、会社員のよーに、同期や後輩でもちゃんと、そーなってる人がいるのに…とも少しは反省しています。でも、そうなら、すぐに、しゃきっと立派な会社員になれるかというと、今は心身ともちょっと梅雨加減で、それもムリっぽい感じがします。
                      (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/06/16

編集長の「あなろぐ日記」

カバーストーリーU

 少なくとも私が編集長になってからは初めてのことですが、先週月曜に発売した、あの「ヨン様」号の追加注文が発売当初だけでなく、何日かたった週末にかけてもあったそうです。

 週末に全国のヨン様ファンの方々などが各書店に出向いて下さったようで、大変に感謝しております。昨春にイ・ビョンホンさん、今年の正月に宝塚の和央ようかさんを表紙にした際も、多数のファンの方々の反響がありましたが、熱狂ぶりでは、やはりヨン様はすごい、と肌で感じました。

 取材に同行したデスクの笠間が、このブログでどこまで報告したか、詳細には忘れましたが(今も一度、見ればいいのだけれど、面倒くさいので)、あのヨン様表紙は少なくとも先週号では間に合わない、と思っていたのです。

 ところが、我が編集部の韓国語がベラベラのK記者が聞き手だったおかげで、インタビューも効率的に進み、少ないながらも生まれた時間で表紙を撮影させて欲しい、と言うとヨン様は快諾なさった、というのです。

 それが、カメラマンによると「ヨン様が自分でとるポーズのほとんどが立派に表紙になる出来」だったので、取材団が戻ってきて、ドタバタの短時間で表紙を作り替えても、見事な出来になったのです。

 K記者は40過ぎの男性ですが、ヨン様について「本当にいい人だ」と今も絶賛してます。

 さて、今週はそれと関係があるのですが、表紙の話です。ウイークリーは昨年の今頃、「ドラマな表紙」と題して、著名人を主にアウトドアに連れだし、写真家の丸谷嘉長さんにドラマ性がうかがえる写真(例えば、菊川怜さんは、なかなか来ない恋人をファミレスで多少、怒りながら待っている様子)を撮って頂きました。

 昨年の12月からは、冬になったこともあり、「ドラマな表紙」に替えて、現在のスタジオ撮影にしているのですが、まあ、それはそれで、いいかなとも満足してます。ドラマ、というほどではありませんが、例えば今週号の仲間由紀恵さんには、テレビの「ゴクせん」そのままの格好で登場してもらいました。

 人的にも、あんまり週刊誌の表紙になったことがなかった人…西川センセとか、高田純次+大竹まこと+渡辺正行の3人組、秋川雅史さん(あの千の風の人です)などもバシバシ起用します。

 あんまりバラすと他誌に真似されそうですが、今後もいろんな路線を考えてます。ちょっとだけ言うと、これはオーソドックスな人選の方ですが、先日、深キョンを撮りましたッ。なんで心なしか文調が弾んでいるかというと、撮影を仕切ったF記者が、私宛に深キョンが描いた色紙を持ってきてくれたのです。

 色紙は以来、私の背後の書類ケースの最上段に飾ってありますが、弾むような深キョンの色紙のサインを見てると、酎ハイのジョッキを持ってピョンピョン踊っている、あのテレビの深キョンが飛び出してきそうです。

 別にこの話を書きたかったから、表紙の話をしてきたのではありませんが、行きがかり上、紹介させて頂きました。どうか、読者の皆様と、ウイークリーの新表紙シリーズに幸あれ!

 今週はこれで
                        (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/06/09

編集長の「あなろぐ日記」

今年はカマキリ

 そのうちに穴党デスクとしても名高い編集長代理の木村ちゃんが詳細を紹介してくれるとは思うのですが、ウイークリーの今年の夏休み・小学生自由研究応援企画は、カマキリです。

 昨夏は全国中の子どもたちがセミの抜け殻を見つけては、日本自然保護協会の方々などが、その情報を集計・分析し、温暖化でセミの生態系に変化が見られることを見事に指摘できたのですが、今回もカマキリで@子どもたちの自由研究のリポート作りを応援するA調査・分析で新たな現象を世の中に報告するーーの2点を目指しています。

 Aについて、ちょっと具体的に言うと、カマキリは国内に数十種類いるけど、ホントのところ、種類ごとの生態系がよく分かっていないので(木村ちゃんの受け売りです)、それを明らかにしようというのです。

 もちろん、セミの抜け殻のように獲ってきて、送ってもらうのは大変です。獲ろうとしたら、カマキリは斧がありますから結構、怖い。泣いてしまう子も出るでしょう。だから、写真でいいです。それでも、昨年より、ちょっと高レベルかも知れません。

 ところで、昨年もこのブログ内でいろいろ書きましたが、何故、ウイークリーが子ども向け企画を扱うのか、という話です。

 その唯一無二みたいな理由は、家庭内で広く読まれる週刊誌になりたいと思っているからです。お父さんにも、お母さんにも、両親を通じて子どもにも…

 ウイークリーでは日頃も、サラリーマンものや、大学受験もの、恋愛もの(最近はこれをやると結構、売れます!)、マンションもの、それに健康・医療もの、などなどを特集していますが、これも読者層を常に意識している結果です。

 もちろん、読者には独身の方もいれば、子育てが完全に終わった方もいるはずです。でも、そんな方々も含め、広く読まれる雑誌になりたいのです。

 週刊誌ですから、センセーショナルな方が目に付くし、毒々しい書き方の方が面白くもなります。エッチな方が楽しいかも知れません。それは分かってるし、ウイークリーが、すっごく真面目かというと、実はそーでもないのですが、それでも大前提は家庭内でみんなが読める本を作ろーということなのです。
 
 ああ、すっかり真面目になってしまい、赤面してます。来週はもっと脱線しますから、お許し下さい。
                        (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/06/02

編集長の「あなろぐ日記」

環境家計学

 土曜日は大層、寒かったですね。その中で、午前9時から100分余りに渡って、窓を開け放ちにしながらのクーラーの据え付け工事に付き合うという、「寒いこと」をしてしまいました。

 なんせ、起き抜けなので、半袖・半ズボンのパジャマ代わりの室内着だけ。家には私一人だったので、別の部屋に逃げ込むのも不用心で、震えながら作業を見守っていました。

 「出来ました。ちょっと、動かしてみましょう」。2人組の工事スタッフのうち、年配の方がそう宣言されて、リモコンを…当然に、冷房です。しばらく辛抱した後に、「最近のクーラーって、暖房機能もいいんだよね。そっちを試そうか」と自ら提案。危機をどうにか回避したのでした。

 ところで、一度、紹介したことがあるかも知れませんが、我が家がクーラーを入れ替えるのは22年ぶりです。シャ社製品でしたが、大変に持ちが良く、取り外すときには、ちょっと寂しくなりました。

 新しいクーラーもシャ社製で、近くのYバシカメラで選んだのですが、その時、迷ったことがありました。最終的に買ったのがA製品だとすると、AはBより価格が7万円ほど安いのですが、Bの方が1年の電気代が1万円ほど安く済むというのです。つまり、Bが7年持てば、後は電気代が得するばかり、なのですが、果たして7年持つかは不透明です。

 そこまでは算数に弱い私でも出来る計算ですが、最近はもう一つ、論点が加わっているようです。つまり、得するかどうかは分からない、あるいは同じだとしたら、ことによったら、ちょっと損しても、電気代が減って、資源保護に役立つんだから、環境に良い方を地球のために選べ、という理屈です。

 私も経済部の記者の時、産業界や通産省の担当記者として、いろんな環境原稿を書きました。今、論じたようなポイントで記事を書いたことも、そりゃあります。でも、我が身に降りかかった時に、ストレートに納得がいかないものもあります。

 似てるかどうか、微妙ですが、最近、「ガソリン代を高くしておけば、車に乗る機会が減って、環境にいい」と発言する、どこかの国の首相がいます。国民には受けてないようです。

 受けない理由は恐らく2つ。そうはいっても産業用ではどうしても車を使うし、そうならガソリン代高騰は物価高に拍車をかける。も一つは重要な部分で国民生活の利便性を奪うような発言は受けない、ということでしょう。

 おまけに「ガソリン高是認発言」は例の道路財源の話のリンクだったので、なんのための発言かが誰にも分かってしまいました。

 思うに環境に良い、というだけでは、一般の国民に対して、どうにも説得性に欠けるケースがいろいろあると感じるのです。

 もっと、ウソや意図がない、環境にどんな風に役立って、それによって具体的に地球がどのぐらい助かるのか、回り回って、家計にどんな影響があるのか…などなどを、マクロ的にではなく、ミクロ的に。つまり、環境経済学ではなくて、環境家計学のような学問を普及させて、いろいろ細々と浸透させてみたら、どうでしょうか。

 そうじゃないと、地球を助けるために損をしろ、と言われても、「助けるのはウルトラマンにやってもらえばいい」とみんな思うのではないでしょうか。

 ちょっと、あれ以来、寒さに弱くなっている私でした。では
                         (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)

 


 
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2008/05/26

編集長の「あなろぐ日記」

カブトの緒

 先週は我が社の春の健康診断ウイークでした。月曜から金曜までやってたので、土日は当然に飲んでしまう私は、酒抜きの期間を長くするため、最終日の金曜に受診するという姑息な戦法に出たのでした。

 なにしろ初めてのメタボ健診ですから、月曜に早々と行った奴から、「腹回りはきつめに測られなかったか」など事情を聴取して出向きました。

 結果はウエスト79.7a。体重は69.1`。両方ともに夢の大台割れ、という理想的な結果に終わったのでした。体重は昨秋の前回健診から6.4`、最大に太った昨年初冬比では8.4`減りました。

 これもそれも、このブログで何度も何度も何度も(くどい)宣言している肉体改造計画のなせる技なのでしょうが、油断は禁物です。

 そう思いながら、交流戦の始まったプロ野球のニュースを見てたら、接戦に勝利をおさめた楽天・野村監督が言うのです。

 「勝ってカブトの緒を締めよ」

 まさにソーだな、我が身を振り返りながら感心しました。そこらへんからが今日の話ですが、今シーズンというか、チームスタート時からというか、楽天時代の野村監督というのは素晴らしいですね。

 選手を育て、結果を着実に出して…口で言うのは簡単だけど、この二つを同時に成功させるのは難しいようです。現に阪神時代の野村監督は、赤星や藤本や矢野など多くの選手は立派に育てたけれど、勝てなかった。

 阪神と楽天の差はどこにあるか。私が思うにはファンの差でしょう。阪神はあれだけの暗黒時代がありながら、勝てない監督は許さない、贔屓の引き倒しを強烈にやる。仙台の新球団にはそんなことはない。ファンの目が温かい。だから、初めは海中で生物が進化し、条件の厳しい陸へ上がっていったように、良い環境の下で、うまく選手育成が出来、勝ちもつくようになったのでは。

 などとダーウィンのようなことを言ってしまいました。が、その野村監督、あのID野球の生みの親の野村監督も、悪い言い方ですが最先端の監督ではなくなっているような気がします。

 というのも阪神の監督を辞めた後、よく野村さんが言ってたけど、「僕は星野と違って誰と誰を穫って欲しいとは言えない。与えられた戦力でやるのが監督だ」というのが彼の哲学です。

 星野監督は自分で金本を穫って、その後の強い阪神を作りました。別に星野監督が最先端の監督だとも思わないし、落合さんのような秘密主義の策士がいいとも思わない。花束をもらったら、すぐに泣いちゃうような人や、1アウト3塁で作戦がへボなため、ほとんどの確率で点が取れない(少なくとも昨年までは)人、などなども最先端・お薦め監督とは言えない。

 理想像は今、考え中なのですが、最後の?監督生活を送っている野村さんからは、もう新しいことは聞けないかもしれないけど、それでも私どもの生活に役立つぐらいのレベルの金言は、あのぼやきの中にいっぱいあると思うのです。

 「カブトの緒を締めよ」。はは、その通ーり、肉体改造計画を続行し、秋にも少なくともメタボ判定は避けたいと思います。
                        (「あなろぐ編集長」こと重田育哉) 
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2008/05/19

編集長の「あなろぐ日記」

これも報いです

 来週号のウイークリーは久々に「病院の実力」シリーズをやろうと考えています。といっても今回は歯医者さん、病名も「歯周病」です。「病院の実力」の特集は、これまでの売り上げ成績を見てみると、前立腺など、比較的、軽度・治りやすい・怖くない…といった病気の方が、よく読まれているようなので、ホントは大変な病気だけど、ちょっとだけ気にしてる人も多そうな歯周病には期待しています。

 ところで、私も多分、歯周病の潜在的な患者だと思います。というのも、歯と歯茎の隙間が広がっているところや、歯茎がすこし変形しているような部分もあるからです。

 第一、私の場合、歯そのものがダメなのです。推定年齢で言えば70歳ぐらいでしょうか。自慢じゃないけど、上の歯は自分の歯が2本しかありません。あとは差し歯です。下は一応、自分の歯ですが、半分以上は虫歯の部類に入ります。劇的なのは上下・左右4か所の奥歯が1本もありません。だから、歯茎も咀嚼用に使っています。

 何故、そうなったのか。これには少年期からの「報い」があるのです。小学校低学年の時、私は早帰りのスペシャリストでした。

 それは、朝礼や運動会の予行練習の時(本番では元気に走ってる)に、得意の?貧血を起こして、先生から「もー帰っていいから」とあきれられるか、虫歯治療に歯医者のアポが入っているかのどちらかで、あの歳で早くも虫歯があちこちにあったものですから、よく覚えてませんが、週に2回ぐらいは早帰り→歯医者という生活を送っていたと思います。

 虫歯が多かったのは、この前もちょっと触れましたが、食生活で嫌いなモノはあまり食べず、甘いモノを食べ、しかも、しっかり歯磨きをしない、という絵に描いたような地方都市の自堕落型少年生活を過ごしていたからです。

 その習性は大人になってからも続き、だんだんと歯が抜けたり、欠けたりして、それがあまりに痛かったり、みっともなかったり(前歯が半分に欠けたりしたことも)すると、仕方がないから歯医者に行くという繰り返しでした。

 確か85年ごろ、金沢支局から東京本社に帰ってくる前ぐらいに、親知らずが痛くて、金沢市内の歯医者に飛びこんだとき、隣の奥歯も虫歯だったので、2本一度に抜いてもらったことがあります。
 
 麻酔の関係かなにかで、ホントは2本いっぺんというのは、やってはいけなかったようなのですが、東京に帰ったら忙しくなって歯医者に行くヒマもない、と歯医者さんを脅して実行させました。

 その時も歯医者さんが「抜いたままにしたら歯茎が変形して、変になってしまうよ」と警告していたのです。東京に戻った後、予想よりヒマだったので、本社内の歯医者に行くぐらいの時間は十分にあったのですが、そこは自堕落。ほっといたのでした。

 つまり、私にとって、歯はそれまでの自分の人生を映したもの、だったのです。

 10年ほど前、自分の歯だけでは、ボロボロすぎて、どうにもならなくなって、ようやく差し歯などを複数入れて、一応の格好はついたのですが、その差し歯たちも、並びや隙間がおかしくなってきています。それでも、何か重大な変化がないと、再び歯医者通いしようとするインセンティブは沸いてきません。

 自分でも困ったモノだと思うのですが、どうぞ皆さん叱ってやって下さい。
                    (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
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2008/05/12

編集長の「あなろぐ日記」

恐るべし四千年

 お久しぶりです。今年のゴールデンウイークはことのほか、たっぷり休めたので、今日、通勤の電車に乗っても、あれ、どこで降りようかな、などと呆けてしまいました。

 この間のうち、4日間をさいて、夫婦で台湾旅行をしてきたので、今日はその報告です。

 台北とその周辺。例えば、ラストエンペラーの紫禁城の財宝がごっそり移された故宮博物館。「千と千尋」に出てくる銭湯がある、あの不思議な街の急な階段などのモチーフになった九フン(にんべんに、つくりが分という漢字)。阪神のジェット風船のようなスピードで、ビューンと飛ぶ大型提灯風船を飛ばせる十フン(字は同じ)の街…知ってる人なら、ああ知ってる(当たり前)、というお馴染みの観光スポットを3泊4日で回りました。

 計算外だったのは台湾はもう梅雨のシーズンだったこと。到着日と次の日の午前はドシャドシャ雨が降り続き、先行き不安になったのですが、そこは、今年3月、あの土砂降りの東大前期合格発表日に合格発表時刻には胴上げ風景撮影のために雨を気合で止めさせた、あなろぐ編集長(私です)の念力?で、旅の後半は晴れにしたのでした。

 それはそうと、今度の旅のメーンエベントは、なんと言っても2日目夜に飛び込みで入ったアポなしイベント「2時間7000円全身マッサージ」。ガイドの主婦Jさんが夕食前に「私、よくやってもらう。とっても効く。61番と21番の先生がいい」と熱心に薦められるし、食後に大した予定もなかったし、確かに日本に比べて安い感じがしたので、じゃあ行こか、になりました。

 そしたら、店の入り口の真ん前に志村けんの切り抜き等身大の歩き姿が、これでもかという感じで飾