2008/07/10

仰天新企画

 来週発売号から仰天の新企画がスタートします。
名付けて「YW式動画リンクシステム」。
なんのことやらさっぱりでしょうが、
ケータイカメラで誌面の写真を撮影し、
メール送信すると動画が送られてくるというシステムです。

 主に映画やDVDなどを紹介している連載「オフタイム」のページが中心となります。
次号7月14日発売号では、
例えば中国映画「雲南の花嫁」を紹介しています。
誌面は、映画ライター金原由佳さんによるチアン・チアルイ監督のインタビュー記事ですが、添付の映画の写真をケータイカメラで撮影し、
yw@okuru.jpにメール送信すると、あら不思議、
この映画の宣伝を担当しているショウゲートの美人広報が
紙芝居風に映画のあらすじを説明する動画が送られてくるのです。

 次ページには衛星放送の新番組「アイスロード・トラッカーズ」の番組紹介が載っていて、
やはりケータイカメラで撮って送れば、
浅草キッドによる番組紹介の動画が見られます。

 エンタメばかりではありません。前の方のグラビアページでは、
「中越沖地震から1年」のフォト・ルポを掲載しますが、
そのうち1枚もやはり動画とリンクしていて、
取材してきたカメラマンがちょっとだけあいさつします。

 これは、「画像認識」に関する新技術を使ったシステムで、
メール送信する先のサーバーに、
あらかじめ誌面に掲載している画像と動画を入力しておきます。
読者からケータイカメラで撮影した誌面の写真が送られてくると、
その画像が入力済みの画像と一致するかどうか識別し、
一致した場合にはセットになっている動画を返信するという仕掛けです。

 昨年、パーゴルフというゴルフ週刊誌が導入していました。
総合週刊誌では本邦初ということになると思います。

 おもしろいのは、どんな画像でも識別できるので、
必ずしも誌面の写真を必要としない点です。
現段階では、誌面写真を撮影して動画を見る方式ですが、
誌面で紹介した屋外のイベントとのタイアップ企画なども今後は考えたいと思っています。

 例えば、誌面でAという屋外イベントを紹介し、
誌面写真をケータイカメラで撮影して送ると、
そのイベントの割引クーポンや「合言葉」が送られてきて、
入り口でそのクーポンを示したり、合言葉を言えば3割引きになり、
さらにそのイベント会場のメーンの飾り付けを撮影して送れば、
次回のイベントが半額になるーーとか。

 ま、いろんなことが考えられます。
お金を持っているスポンサーの方々、
おもしろい広告、キャンペーンが展開できると思いますよ。
と、まずは宣伝しておきます。

 そうそう、金儲けのことばかり考えているわけではありません。
子どもたちの夏休み向け企画「自然しらべ2008 夏休み カマキリをさがせ!」の連載もこの号から始まります。
子どもたちの夏休みの自由研究の応援企画ですが、
これも単なる子ども向けというわけではありません。

 日本には11種類のカマキリが棲んでいるのですが、
どこにどの種類といった分布状況はあまり詳しくわかっていないのです。
で、これが本邦初の全国カマキリ生態調査というわけで、
専門家もその結果に注目しているのです。

 無関係のようにみえる両企画ですが、実は深い関係があります。

 昨年の「自然しらべ2007」のテーマは「セミのぬけがら」でした。
その連載の中で、「世界初!セミの鳴き声が聞こえる週刊誌」という企画をやりました。
誌面のセミのぬけがらのイラストに鳴き声のデータを埋め込んでおき、
ケータイカメラで撮影すると、「ミーン、ミーン」と聞こえてくる仕掛けです。

 これ以後、誌面とデジタル技術の組み合わせに興味を持ち、
そうした技術を持つベンチャー企業の若い人たちと飲みに行っては議論するようになり、
そのひとつの成果が今回の動画リンクシステムというわけです。
 ぜひ試してみてください。
(苦悶デスクこと木村透)
posted by ブログ管理者 at 17:27 | TrackBack(0) | ブログ版編集会議
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