カブトの緒
先週は我が社の春の健康診断ウイークでした。月曜から金曜までやってたので、土日は当然に飲んでしまう私は、酒抜きの期間を長くするため、最終日の金曜に受診するという姑息な戦法に出たのでした。
なにしろ初めてのメタボ健診ですから、月曜に早々と行った奴から、「腹回りはきつめに測られなかったか」など事情を聴取して出向きました。
結果はウエスト79.7a。体重は69.1`。両方ともに夢の大台割れ、という理想的な結果に終わったのでした。体重は昨秋の前回健診から6.4`、最大に太った昨年初冬比では8.4`減りました。
これもそれも、このブログで何度も何度も何度も(くどい)宣言している肉体改造計画のなせる技なのでしょうが、油断は禁物です。
そう思いながら、交流戦の始まったプロ野球のニュースを見てたら、接戦に勝利をおさめた楽天・野村監督が言うのです。
「勝ってカブトの緒を締めよ」
まさにソーだな、我が身を振り返りながら感心しました。そこらへんからが今日の話ですが、今シーズンというか、チームスタート時からというか、楽天時代の野村監督というのは素晴らしいですね。
選手を育て、結果を着実に出して…口で言うのは簡単だけど、この二つを同時に成功させるのは難しいようです。現に阪神時代の野村監督は、赤星や藤本や矢野など多くの選手は立派に育てたけれど、勝てなかった。
阪神と楽天の差はどこにあるか。私が思うにはファンの差でしょう。阪神はあれだけの暗黒時代がありながら、勝てない監督は許さない、贔屓の引き倒しを強烈にやる。仙台の新球団にはそんなことはない。ファンの目が温かい。だから、初めは海中で生物が進化し、条件の厳しい陸へ上がっていったように、良い環境の下で、うまく選手育成が出来、勝ちもつくようになったのでは。
などとダーウィンのようなことを言ってしまいました。が、その野村監督、あのID野球の生みの親の野村監督も、悪い言い方ですが最先端の監督ではなくなっているような気がします。
というのも阪神の監督を辞めた後、よく野村さんが言ってたけど、「僕は星野と違って誰と誰を穫って欲しいとは言えない。与えられた戦力でやるのが監督だ」というのが彼の哲学です。
星野監督は自分で金本を穫って、その後の強い阪神を作りました。別に星野監督が最先端の監督だとも思わないし、落合さんのような秘密主義の策士がいいとも思わない。花束をもらったら、すぐに泣いちゃうような人や、1アウト3塁で作戦がへボなため、ほとんどの確率で点が取れない(少なくとも昨年までは)人、などなども最先端・お薦め監督とは言えない。
理想像は今、考え中なのですが、最後の?監督生活を送っている野村さんからは、もう新しいことは聞けないかもしれないけど、それでも私どもの生活に役立つぐらいのレベルの金言は、あのぼやきの中にいっぱいあると思うのです。
「カブトの緒を締めよ」。はは、その通ーり、肉体改造計画を続行し、秋にも少なくともメタボ判定は避けたいと思います。
(「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
2008/05/26
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