2008/03/27

連合赤軍

 次号のオフタイム映画欄、土屋さんのコーナーは
「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」です。

 私も観てきました。おもしろかったです。
映画の出来不出来という観点では、実はよくわかりませんでした。
が、観客の8−9割は50代以上の男性、
筋はもうわかっているし、それぞれの思い入れで見る映画でしょうから、
出来不出来はどうでもいいのかも。

 私自身は、あの事件のとき中学2年生ですから、同時代というには少し若いのですが、
実は、病気がちの国語の先生の代わりに来ていた臨時の先生が見事な左翼青年で、
授業そっちのけでしょっちゅう、
ジグザグデモで転ばないコツ、
投石向きの石の探し方と投げ方とか、
警察側には割れると色付きの液体が付着するボールがあって、
それが当たると目立ってしまってなかなか逃げ切れない、
などと中学生には刺激的な話を次々にしてくれ、
事件の際には、放課後も彼のアパートで一緒にテレビ中継を見ていたりしたおかげで、
結構洗脳されてしまっていたのです。

 それから10年、就職して社会部に来てからは、
朝刊の締め切り後、あの事件を取材したデスクから武勇伝を何度となく聞かされました。
「手がかじかんで、かじかんで。あれを思えばお前らの張り込みなど・・・」
「最近の若いもんは少々のことで文句言うが、我々は氷点下の夜を屋外で明かし・・・」

 そんなこんなで、一連の事件については大変興味を持っていて、関連本は結構読んでいるのです。

 今回の映画は後半で、浅間山荘の内部の状況が映像化されていた部分が新鮮でした。
警察官の顔は一度も映りませんでしたが、
銃眼から、山荘を囲んだ警察や我らが先輩の雄姿がどんな風に見えていたのか、
それを見たかった気もします。


 土屋さんは「大菩薩峠」の事件があった71年にはすでに記者だったそうですから、
思いいれはなお深く、いつにも増して熱い文章に読めました。

 映画館は新宿でした。靖国通りを渡れば、すぐそこはゴールデン街ですから、
久しぶりにカウンターで飲んだくれて議論したい気分になりました。

 あ、靖国といえば、左ページの金原由佳さんのコーナーでは、
反日的かどうかで話題の「靖国 YASUKUNI」を取り上げています。
左右両ページで、なんだか左右両翼の作品を取り上げて、
次号の映画欄は重厚な仕上がりです。
 (苦悶デスクこと木村透)
posted by ブログ管理者 at 15:46 | TrackBack(0) | ブログ版編集会議
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