2008/03/17

編集長の「あなろぐ日記」

陽気に誘われて

 ポカポカ天気に誘われるように、やっぱり日曜日は外出してしまいました。

 行く先は足立の西新井。3年前ぐらいから愛用している通勤用のカバンがあるのですが、その革が「かわかわ」としていて、どーいったらいいのか、グローブのような革で、革らしくて、とても気に入っていて、その後、財布もそこから買ったのですが、その製品を販売している場所が、本社がある西新井と、鎌倉・由比ヶ浜だけという変わった会社で、西新井のショップに行ったことがなかったので、新作も見てみたいと、ちょっと足を向けたのでした。(こういう、ずっと「。切れ」がない文章を書くと、駄文だと、デスクやキャップにどやされたものでした)

 ところが、ちょっと向けたつもりの足が、大変くたびれたのでした。京葉線・千葉みなと→東京駅→山手線で日暮里→都バスで10停留所ほど。という行程で、ぴったり自宅から2時間もかかったのです。

 計算外に遠かったこともあって、お腹が減って、今度はバスを西日暮里駅前で降りて、千代田線で根津に。ウイークリーの先週号の「漫歩×満食」で紹介した釜揚げうどんの「根津釜竹」さんに行ってみようと思ったのです。

 ところが、着いたのが14時30分過ぎだっからでしょうか、ウイークリー掲載効果もあったのでしょうか、ともかく、肝心のうどんが品切れになった、ということで、私たちの前のお客でラストに。見事に食いっぱぐれたのでした。

 でも、簡単にリカバーが効くのが根津のいいところ。それじゃあ、と100bも歩くと先日、うまいなと思った蕎麦屋があって、そこで見事、鴨南蛮+エビスビールにありついたのでした。

 昼間の酒はとても幸せな気分になりますが、食後、ふらふら根津の極端に狭い路地をあるいていると、ちょっとした小料理屋とか、民家とか、雑貨屋とか、猫がいる居酒屋(昔、通産クラブ時代に私がよく飲んだ店)とか、手ぬぐい屋とか、が目を楽しませてくれます。

 この前も、谷中とか、この一帯を、ウイークリーが大変、お世話になっているTBS「噂の!東京マガジン」で特集してましたが、街の風体がとてもいい。年寄りは多いが、活気はある…「都会じゃない都心」という感じがエビスビールを飲んだ私の心を和ませたのでした。

 私は千葉・木更津という、中途半端に東京に近い地方都市で高校まで過ごしたので、東京に対する特別の憧れのようなものは感じたことがありません。何かあったら、例えば日比谷じゃないと見れない映画とかがあったら、次の土曜に遊びに行けばいい、と簡単に思うからです。だから、大人になっても、特段に東京に住みたいとは思わない。知人もいるので千葉の方が便利です。

 その結果、どーなったかというと、20年以上も東京で仕事をしながら、本当は東京という街をよく知らない大人になってしまったようです。だから、根津のように都心でもちょっと珍しい顔を見せてくれると、ああ、と、うれしくなってしまうのでしょう。

 そんなこんなで、花粉舞い散る中、帰宅は18時過ぎ。帰りの電車はくたびれ果てて、すっかり寝入ってしまったのですが、早春のちょっとした小遠足を楽しんだのでした。おしまい。
                        (「あなろぐ編集長」こと重田育哉)
posted by ブログ管理者 at 14:53 | TrackBack(0) | 編集長の「あなろぐ日記」
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